伊賀米は、米の食味ランキング令和4年特A取っております。
パチパチパチパチ
さて、この『米の食味ランキング』とはなんぞや?
ということなのですが
米の食味ランキングは、主な産地品種銘柄について、当協会がその供試試料を食味試験した結果に基づいて評価するものであり、流通するすべてのお米を評価しているものではありません。
なお、第三者が当協会の確認を受けずに米の食味ランキングに関する情報を用いて行い、又は行っている一切の行為について、責任を負うことは出来ません。
米の食味ランキングのランクを精米袋等に表示される事業者様へのお願い。
精米袋等に特A評価を表示される場合については、「商品そのものの評価ではありません」等と表示を行い、消費者に誤解を与えるおそれのないようにしてください。不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)の不当な表示の禁止第四条で問題になる可能性があります。
というように記載されております。
ランキング試験とは
米の食味ランキングは、炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施しています。
食味試験のランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。
その官能試験は、専門の食味評価エキスパートパネル20名が、基準米と試験対象米とを比較評価する方法で行います。
米の食味ランキングの概要
都道府県から選出のあった152産地品種について食味試験を行う。
そもそも、一般財団法人 日本穀物検定協会は、
昭和27年2月に米穀等の流通の円滑化に資することを目的として社団法人東京穀物検定協会が設立され、引き続き各地に社団組織による協会とその支部が設立されました。
昭和30年、全国に設立された社団組織を発展的に解散し全国統一した財団法人として再発足し、更に公益法人制度改革により平成24年に「一般財団法人」へ移行しました。
創立以来約70年にわたり、農産物、飼料、食品などの幅広い分野で検査・検定、理化学分析をはじめ、安全安心のための品質の評価、情報提供などの事業の拡大に取り組み、第三者検定機関としての役割と使命を果たしております。
現在の事業は、公益目的事業の米の食味評価に関する試験研究をはじめ、農産物検査、農産物検査員育成研修、情報提供システム、飼料・包装証明、JAS認証、残留農薬・カビ毒・微生物・放射能・重金属・米の品種鑑定、原産国判別、栄養成分、小麦や大豆の加工適性試験、計量管理、米の食味官能試験のほか、中国検査機関との技術交流及び業務提携など多方面にわたっております。
今後とも協会は、消費者や関係事業者の皆様方のご要請に十分お応えするよう、事業の一層の拡充強化を図り、役職員が一丸となって適正で迅速な業務の推進に更なる努力をしてまいります。とのことです。
所在地は、東京都中央区日本橋兜町15-6 製粉会館3階です。
沿革は昭和26年4月に食糧配給公団による米穀の配給制度が廃止され、民営の卸、小売りによる販売制度に移行されたことに伴い、米穀流通の円滑化のために政府と民間の間に介在する公正な第三者検定機関が必要となったのがきっかけのようです。
農林省の許可を常に得るようにされているようです。
検査期間としては厚生省の食品衛生法に基づき指定を受けているようです。